◆無償mixでトラブル?なんでいつもこうなるの?
最近また身近なmixさんの間でちょっと話題になったので改めて考えていました。
結局、無償mixって何なのって話。
◆mixが下手なんて当たり前でしょ!
と、叫びたい。そこまで簡単な技術ではないのです。そんなに誰でも簡単に習得できたら、みんなプロで活躍しています。無償で依頼するのに上質なmixして欲しいなんてそんな旨い話は無いんですよ。当たり前。何を勘違いしてるのでしょうか。簡単だと思うなら、どうぞ自分でやってみてください。
無償mix師さんがどんな気持ちでやってるか考えてあげてください。
完成したmixが下手だったから公開したくないというのは、音楽的に未熟な人とは関わりたくないって解釈していいんですかね。自分のことは棚にあげて?
mixしてもらった作品を公開しなければ、ほぼそのmix師さんとは縁はきれます。自分を認めてくれない人とは音楽なんてできないです。
歌ってみたやってる人達はほとんどが趣味でやってるし、それはお互い様。音楽的に未熟な人も多いです。音楽始めたばかりの人達だってみんな最初は未熟者です。
自分が最初、未熟者だった事も、もうわすれてしまったのでしょうか?あなたは未熟者な時代、誰からも相手にされなかったですか?違いますよね?少なからず協力してくれた人達はいたはずです。趣味は趣味なりに本気でやってるのです。歌い手さんだってmix師さんだって同じ気持ちですよね?
もう一度考えて欲しいです。音楽は一人ではできません。
自分の音楽制作に直接関わってくれる人。
歌い手さんだったら曲を作ってくれるボカロP。
それを聞いてくれるリスナーのみんな。
みんながいるから音楽は生まれるのです。そうやってみんなで一つの音楽を、作品を作る。一緒に音楽を楽しむ空間を作る。それが音楽だと思っています。
(ラブライブの1期で衝撃のシーンがありましたね。ライブの日、お客さんが1人もいないなんて。)
自分の音楽仲間を大切にできない人は、もう音楽なんかやめてください。
...向いてないと思うよ。
◆無償mixをしてる人に伝えたい
私も無償mixをしていたことはありました。自分の経験になると思ったので。
でも実際は、ただ道具として扱われるし、mixしても公開されないしで、まあひどいものでした。それでも全く自分の為にならなかったわけではないですが...
無償mixしてて得られる事は、"外科手術する技術"です。あと、"歌い手への怨念"笑。上質な音楽を作る能力は育まれません。
ノイズ消しや音質向上ばかり気にして"音楽的に良い"を追求する時間が無くなります。
ホントに音楽的に経験値を積みたいと思うなら、音質や音楽的に上質なボーカル音源を手に入れたほうが良い。どっちにしろ公開されないかもしれないなら、公開されない前提で自分の好きな歌い手さんへボーカルを借りに行ったりしたほうがいい。
ネット上ではパラmixデータはありますが、歌ってみたはあんまりないんですよね。
なんなら、パラmixに挑戦しても良いんですよ!歌ってみたmixができるならパラmixもそんなに難しい技術ではないです。方向性が少し変わりますが。楽しい。
無償mixするなら、公開なんてされない前提でやってたほうが心には良いです。あと、ホントにその歌い手さんが好きならやってもいい。友達づくりの為にやるのもいいと思います。
でも、依頼するやり取りでちょっとでもやだな~って思ったら、早めに断る勇気を持って欲しい。無償mixで病んでるmix師さんを何人も見てるので、私はとても悲しい。
あとは、練習ならこういうスレもあります。
ここは一つのボーカル音源が投稿されたら、みんなでmixしてみて意見を交換し合うというとても素晴らしいスレです。「プチ公開歌ってみたmixコンテスト」みたいな感じです。
もっと流行ればいいのに。
◆これだけは気をつけて!
たった2人だけですが無償mixを通じて、お友達はできました。それを思えば通算で良かったかもとは思います。
無償依頼の時は、公開・非公開はどうするのか。mixした人の名前を入れるのか否か。この2つは依頼時によく確認すると良いかも知れないですね。(それでも約束破る人もいますが...南無)
あと、とても大事な事。無償mixしてる方はTwitterで毒を吐いたり、晒したりはしないで欲しい。炎上しても結局良いことは無いし、何かあったら晒す人ってなってしまうので。自分の価値をおとしめてしまうのよ?晒しイクナイ!
ホントにくるしくなったらDMで相談してください。お話聞くので。
(ブログのネタにします。←)
......。
一緒にがんばろ!おわり!