◆マスタリングって難しいよね?
マスタリングで悩んでる方結構多いと思います。私もそうでした。(今もそうですが笑)
今回は、マスタリングに挑む上で、こうすると良いかもよ!という方法をシェアしたいと思います。
マスタリングエンジニアは上級職なので、マスタリング自体はとても難しいですが、ある程度理想には近づけられるでしょう。
◆こうやって覚えようマスタリングのコツ
・ま(M)
M/S処理をやってみる。
EQとかコンプにも搭載されてるものもありますね。mid/sideに分割して操作できるあれです。
side側の音量を上げて、広がりを出したり、ステレオ感を操作することで、全体的な迫力を操作したりします。
広がりを出すには、無料プラグインで「Ozone imager」というのがあるので、使ってみてもいいかも。
・す
すっきりした低音。
40Hz以下は普段使いのイヤホンやスピーカーでは発音できないので、バッサリ切り捨ててもいいらしいです。超低音部分に大きな音があると、いろいろ不憫。
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2020/08/21 追記
↑超うそです。40Hz以下の音もちゃんと残しましょう。でも、ちゃんと聞こえるように、処理はしましょう。笑
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さらに低音部分はモノラルにすると、ギュッと引き締まったかっこいい音になります。
M/S処理ならside側の低音を切り捨てます。イメージャー等で低音をモノラル化しちゃえばいいと思うよ。
目安は80hz~120、140ぐらいまでカットする人もいるみたいです。ケースバイケースで。かっこよくなった!と思う所までカットすればOK。
・た
帯域バランスを整える。
楽曲全体が一番素敵に聞こえるように帯域バランスを整えます。また、音圧を上げるには、帯域バランスが整っていないとうまく上げられません。むやみにやたらと音圧をあげようとすると、音が爆発します。
音圧を上げるためには、適正な帯域バランスが不可欠なのです。
例えば、海苔波形に近づけようとするには、低音部分を少し削ったりします。これも帯域バランスの調整ということです。
・り
リファレンスをよく聞く。
人間の耳は同じ音を聞いていると、だんだんと音に馴染んできてしまいます。音を聞くバランス感覚はとても流動的なのです。(絶対音感ならぬ、絶対EQ感みたいなのもあるみたいですが。)
リファレンスとする楽曲を必ず用意します。ニコニコにアップする予定なら、ニコニコの再生回数が多い楽曲がいいでしょう。(自分が目標とする楽曲ならなんでもOKです。)
リファレンスを聞いて、調整する楽曲の帯域バランスを寄せていきます。
私は調整の時は、リファレンスと交互に聞いています。キモはローエンドとハイエンド。きっちり合わせて行きましょう。特にローエンドがぴったり来ると音圧上げが楽になります。
・ん
プロも使ってるみたいだから!「Ozone」使っていこう~♪
・ぐ
ぐっと来る音圧。
「た」と一緒に考えます。音圧を上げるには、低音が犠牲になる。音圧を上げれば上げるほど、ダイナミクスが犠牲になる。これもケースバイケースです。
私はYOUTUBE基準(-14?)より少し高めの-12LUFSぐらいで合わせてます。
マスタリングむずいよね~がんばろ~!おわり!!